アメリカで黒人に監禁された話
こんばんは
アツシです!
コロナも少しずつ落ち着いてきて
やっと以前の日本に戻りつつありますね!
早く旅したい、飲みに行きたい
さて、
今回はアメリカ横断中、
実際にあった『黒人に監禁された話』です。
旅中自分の中で1.2を争うほどメンタルがやられた事件を話そうと思います。
事件が起きた場所は
綿工業や機械、化学工業が盛んな都市。
僕はここで黒人に監禁されました。
一から説明すると、
ニューオリンズで友達になったマイブロ3人組に500km離れたアトランタまで乗せてもらい、ヒッチハイクしやすいトラックストップ(トラックの運ちゃんが休憩する場所)でお別れした後すぐ気づいた!
「ここなんかやばいな」
周りを見るとみんな黒人で僕のことを睨んでくる、店は鉄格子で包まれている、人があまり通らない
時間も20時過ぎている
雨も降ってきた
状況的には最悪の展開
1時間だけヒッチハイクをしてみるも、
捕まる気配がない…
体力的にも限界を迎えて野宿しようと野宿スポットを探しているときに暗闇から一人の黒人男性が睨みつけて話してきた
「お前は誰だ?」
「何をしている?」
その人の発する英語は濁っていてあまり聞き取れませんでした。
「僕は旅をしていて今寝る場所を探しているんだ」
初めこの人はホームレスでいつもどこで寝ているのか教えてもらおうとした。
「普段どこで寝てるの?」
そう言うと彼はついて来いといい
ついて行くことになった。
雨の中彼の後ろをついて行くと
今何ドル持ってるのか聞いてきた。
その時の自分の全財産は2ドルしか持っていなくて見せると
「チッ」
と舌打ちして取られた、、、
それから彼について行くと、彼はホームレスじゃなくてちゃんと家があることがわかった。
ただ、中に入ると言葉が出なかった…
その家は電気も水も通っていない廃墟でした。
辺りは夜遅いから真っ暗
床も壁もボロボロ
ここで寝ろといい部屋を設けてくれた。
その時はこの人優しいなーって思っていたのですが、急に僕にサバイバルナイフを渡してきたんです。
何やら英語で言っていたんですが、
何を言っているのかわからなくて
「ここにいろよ!」
と言われた時、安心から恐怖に変わりました。
暗闇で黒人の方に意味もわからずサバイバルナイフを渡され、娘も頭がおかしい。
一度寝袋を敷いて寝ようと試みましたが、
恐怖のあまり寝れるわけもなく、脱出を試みました。
荷物をまとめて逃げ出そうとした時
娘に見つかり、どこに行くのか聞かれ、
足をガタガタを押し殺して
「コンビニに行く」
と言って全力で逃げてきました。
まるでホラーゲームの主人公になった気分でした。
結局その日は雨を凌げる隠れた場所に仮眠をとりました。
あの時本当に辛くてメンタルがズタズタだったのを覚えています。
もしあのままあそこで寝ていたら
どうなっていたんだろう。